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お酢は身体に良いと言われますが、お酢に含まれる「酢酸」の効果で、
一般的なお酢に含まれる主な成分は、水分、酢酸などの有機酸、アミノ酸、糖分です。
その中のアミノ酸は、お酢によってその割合が違うと言います。

 

穀物酢 → 米酢 → 純米酒 → 黒酢
50~80㎎ → 100㎎   → 100~150㎎ → 500~600㎎  (※食酢100ml中)

 

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■アミノ酸ってなに?
自然界には500種類もあると言われています。そのなかで私たちの体をつくるのに必要なアミノ酸は20種類です。
20種類のアミノ酸は9種類の必須アミノ酸と、11種類の必須アミノ酸に分けられます。
必須アミノ酸は不足すれば体内でつくることができるのですが、必須アミノ酸は体内でつくることができないので、
外部から摂取する必要があります。

必須アミノ酸

バリン・ロイシン・イソロイシン・リジン・メチオニン・フェニルアラニン・トリプトファン・ヒスチジン・スレオニン

 

非必須アミノ酸

チロシン・システイン(シスチン)・アスパラギン酸・アスパラギン・セリン・グルタミン酸・グルタミン・プロリン・グリシン・アラニン・アルギニン

 

私たちの体の器官(血管・筋肉・内臓)はたんぱく質がもととなってできています。
その重要な働きをするたんぱく質を作っているのがアミノ酸です。
体の器官の部分だけでなく、運動や消化、呼吸などの生命活動の働きは酵素の力によってされていますが、
この酵素もたんぱく質からできており、アミノ酸が深く関わっています。
このようにアミノ酸は私たちの体や生命活動にとって無くてはならない、とても重要なものなのです。
アミノ酸が不足すると、私たちの体の機能に不具合が出てくるおそれがあります。
アミノ酸は外部から摂取する必要があるのですが、バランスよい食事をしていれば、
体にとって必要分は食事から補うことが出来ます。
しかし、偏った食事をしていると不足するおそれがあるので、
そういう場合は普段の食生活を見直しバランスの良い食事を心がけましょう。
なかなか忙しい生活の中で食事改善が難しい人は、サプリメントなどで補給するようにしましょう。
特定のアミノ酸だけをとると体内のアミノ酸バランスが崩れてしまうので、
体にとって必要な「必須アミノ酸」「非必須アミノ酸」が含まれていることが大事です。

 

■お酢の摂取目安量
最低1日大さじ1杯(15cc)が目安。
飲用としてお酢をとる場合は、原液で飲んでしまうと、
のどを痛めたり胃などの消化器官に対して刺激が強いころがあったりするため、5倍前後に薄めます。
(※記載事項に準じて下さい)

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